こんにちは、望月はなです。
私の転職活動について、
続きになります。
個人病院への就職は大失敗…
大病院と個人病院の違い
<大病院>
(診療科数が多い、400床以上の入院者用ベッドがある大きな規模の病院)
- 最先端の医療について学べる
- スキルアップの研修制度が整っている
- キャリアアップのために資格取得の支援が受けれらる
- 福利厚生が充実(育児・子育てサポートが整っており、院内託児所が24時間利用可能など)
- 教育制度が整っている
- 複数の診療科で経験が積みやすい
- 残業が多い
- 看護師の人数が多く、派閥などが生まれ人間関係に悩まされる
- 看護業務だけではなく、勉強会やカンファレンス、看護研究や研修参加による負担が大きい
<個人病院>
(個人によって経営されている病院)
- 院長の経営方針と自分の仕事への目標がしっかり合えば働きやすい
- 個人の事情や融通をきいてもらいやすい
- 職場環境にうまく適応できれば、アットホームな雰囲気で働きやすい
- 希望する診療科への配属がしやすい
- 総合病院と比べて看護師の人数が少ないため、人間関係に悩まされる機会が減る
個人病院に4年間勤務
転職した最初の1年間は、
慣れない救急外来やICU(集中治療室)での看護業務、
手術の多さに目が回るほどの忙しさでした。
確かに、高収入は嘘ではなかったのですが、
私が働いていた個人病院は
院長が絶対的な王様として君臨していました。
院長の好き嫌いで待遇が大きく変わる
- 院長が気分屋(イライラしている時は最悪…怒鳴られます)
- ボーナスの金額に個人差がある
- 残業代が出ない(私は4年間働いた中で1時間30分の残業代が認められました)
- パワハラ(パワーハラスメント)で追い込まれる
看護師としてのやりがいや楽しさが
どんどんなくなっていきました。
すぐに仕事を辞めたら、面接の時に不利になるかな…
また次の転職も失敗したらどうしよう…
と、なかなか前に進む勇気も出なかったです。
「もう、お金の為に働こう!」と覚悟を決めました。
それから夜勤専従で3年間、がむしゃらに働きました。
目標金額まで貯金できたことで、
やっと退職を決心することができました。
個人病院で働くには念入りな情報収集が大切!
私が転職した個人病院は
かなり評判が悪いと、後から知りました。
あくまでも私が個人病院で働いた感想です。
念入りな情報収集は本当に大切です!!!
病院のホームページ(病院の理念や方針、業務内容、対象患者)、
転職求人サイト、口コミ掲示板や知人・友人の話し、
SNSを利用し、できる限り情報収集をします。
(それでも十分な情報が手に入らないことがあります)
そして、面接対策をしっかり行い準備をしました。
30歳を目前にし、2回目の転職活動が始まりました。
地域密着型の中規模病院へ転職〜転職が大成功した理由〜
今までの経験から、理想の職場を探すために
「何のために転職するのか」について
しっかりと向き合い、希望する条件について考えました。
何のために転職するのか?
- 家族との時間を大切にしたい
- 看護師として働くやりがいを取り戻したい
- 正職員で長く働きたい
転職時の譲れない条件 〜TOP3〜
- 通勤時間が30分以内(交通機関を利用せずに行ける)
- 人間関係が良い(離職率が低い)
- 休日が多い(年間休日120日以上)
転職時の妥協できる条件 〜TOP3〜
- 給料は少し低めでもいい
- 残業、夜勤、土日祝日出勤も可能
- 多少の忙しさは問題ない
転職する目的と譲れない条件、妥協できる条件
がブレないように転職活動を行いました。
地域密着型の中規模病院へ転職〜その後〜
希望条件に合った病院が見付かり、
無事に面接を終え転職することができました。
今も働いており、7年目を迎えました。
希望通りの条件で転職 〜実際に働いてみた結果〜
- 教育制度が整っている
- 人間関係が良好(看護師だけでなく他職種の人も圧倒的に優しい人が多い)
- 経験豊富な尊敬できる先輩がいる
- 無理のないシフトで働けるので仕事と生活の両立できる
- 相談すれば長期休暇を取ることができる(休み希望が通りやすい、有休消化率100%)
- 組合活動を積極的に行っている(組合員の働きやすい環境作りや病院との交渉をしてくれる)
働く中で、希望条件以外の
良い部分をもっと知ることができました。
実際に働いてみなければ分からなかったことばかりです。
前へ進まない理由をあれこれ探し現状維持するよりも、
もっと早く、初めの一歩を踏み出す勇気を持てば良かったと思います。
個人病院でも働きやすい素敵な職場はあります。^ ^
自分にとって働きやすい環境とは何かを見極めて、
私の転職活動が誰かの役に立てれば嬉しいです。
それではまた、明日もいい日になりますように。
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